蟹のふんどしは食べられない⁉よくある誤解と食べられる根拠などご紹介！

この記事では、蟹のふんどしが食べられないのかどうかご説明しています。

結論からお伝えすると蟹のふんどしは食べられる身で、知る人ぞ知る人気の希少部位です！

蟹のふんどしが食べられないと誤解される理由や食べられる根拠などをご紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。

まずは結論！蟹のふんどしが食べられないのは誤解です！
蟹のふんどしが食べられないと誤解される3つの理由
蟹のふんどしが食べられる3つの根拠を紹介！
蟹のふんどしが食べられないという誤解についてまとめ

まずは結論！蟹のふんどしが食べられないのは誤解です！

蟹のふんどしは見た目の独特さや可食部の少なさから「食べられない部分」と思われがちですが、実はしっかりとした身が詰まった食べられる部位です。

腹側のフタのような部分で、取り外すと内側に繊維質の甘い身がついており、通好みの希少パーツとして知られています。

ネット上では背ワタやガニ（エラ）と混同されることが多く、誤解が広がりやすいのも事実。

しかし、背ワタさえ取り除けば衛生面でも問題がなく、市場や飲食店で提供されていることからも安全性は明らかです。

まずは「ふんどし＝食べられる」という正しい知識を押さえておいてくださいね！

蟹のふんどしが食べられないと誤解される3つの理由

蟹のふんどしは本来食べられる部位ですが、見た目や構造のせいで「食べられない」と思われることが少なくありません。

ここでは、特に誤解につながりやすい3つの理由を解説します。

理由①：ふんどしの身が少ないから

蟹のふんどしは殻の内側にごく少量の薄い身が入っている程度で、他の脚や肩肉と比べると明らかにボリュームが少ない部位です。

この「食べる部分が少ない」という印象が、「ここは食べる必要がない」「食べられない場所なのでは？」という誤解を生みやすいポイント。

実際には、ふんどしの内側にある身は繊維質で旨味が濃く、好きな人はむしろ通な楽しみ方として味わっているほどです。

しかし初めて蟹を食べる人にとっては、蟹のイメージらしくない身を見て「食べられる部分ではない」と判断しがち。

食べにくさから敬遠されることもありますが、これは可食量の少なさゆえの誤解と言えます。

理由②：ふんどしの背ワタ部分は食べられないから

ふんどしの付け根には背ワタが残っていることがあり、この背ワタは苦味や臭みがあるため食べない方が良いとされています。

この食べられない背ワタが強いインパクトを持つため、ふんどしそのものが食べられないと誤解されるケースが多いのです。

本来、背ワタは取り除けば問題なく、残ったふんどしの身は美味しく食べられる安全な部分。

しかし、背ワタを見慣れない人にとっては「汚れている」「変な匂いがする」という印象につながりやすく、そのまま「ふんどし＝NG部位」というイメージが広がりがちです。

実際には、市場や飲食店でも背ワタを処理したふんどしが提供されており、衛生面でも心配はいりませんよ。

理由③：ふんどしとガニを混同しているから

ふんどしとよく混同されるのが「ガニ（エラ）」です。

ガニはスポンジのような形状で、蟹が呼吸をする役割を持つため絶対に食べない部位。

一方で、ふんどしは腹のフタの部分で食べられる身がある全く別の部位です。

しかし、年配の方もガニを「ふんどし」と誤って認識されている場合があり、「ふんどしは食べられない」と子どもの頃から言われているというケースが少なくありません。

また、ネット上でも「ふんどし＝ガニ」と誤って説明されているケースがあり、情報の混乱が誤解を助長しています。

正しくは、ガニは食べない部分、ふんどしは可食部。

ここを区別すると、「ふんどしが食べられない」という誤解は一気に解消できます。

蟹のふんどしが食べられる3つの根拠を紹介！

蟹のふんどしは食べられると断言できるのは、実際の市場流通や飲食店での提供など、明確な裏付けがあるためです。

ここでは信頼できる3つの根拠を紹介しながら、ふんどしが安全に食べられる理由を具体的に解説します。

根拠①：北海道の市場で売っているから

昨日は釧路の和商市場でランチ

勝手丼と言ったかな？、好きな具材を選んでまわります

私が選んだのは

八角、ほたて、きんき、つぶ貝、いくら白醤油、帝王蟹のふんどし、生うに、えんがわ、大トロ、赤身、桜マス、おひょう、帝王蟹の足、ぼたんエビ

です
また食べに戻りた〜い🥲 pic.twitter.com/DIx24fvXvV

— Red_Q (@AyaNorwich) February 5, 2022